電気の”質”ってどういうこと?

電気会社を選択する際の判断基準として、値段・質(品質)・アスターサービス等とお答えいただくことがあります。

ここに、一つ誤解があります。

新電力会社は、自ら電気を発電したり、他の発電事業者等から電気を購入したりしながら電気販売を行います。

その電気を大手電力会社(東京電力・中部電力・関西電力等)の送電線等電気設備を借りて、各ご家庭に電気をお届けする仕組みになっています。

川に例えるとわかりやすいと思いますが、各支流(支線)から流れてきた小川(電気)は、その後、いろいろと合流しながら、大きな川(送電線)となっていきます。大きな川の中では、どの支流(支線)から流れてきたものか。区別がつきません。

なので、電気の”質”は変わらないということになります。


「値段が安い」とか「会社が遠い」、「会社が大きい・小さい」などの理由で、電気の質が上がる、下がることはないとお考えください。


ちなみに、仮に新電力会社が倒産や事業継続困難になったとしても、大手電力会社(東京電力・中部電力・関西電力等)が代わりに供給する仕組みになっていますので、契約を継続でき、今まで通りの供給を受けられます。


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