電力自由化・新電力ってどういうこと?
簡単に言えば、従来の国が決めた電力規制をなくし、市場競争を導入することで、電気料金の引き下げや電気事業における資源配分の効率化を進めることを目的としています。
今現在、私たちが使う電気には、規制がかけられており、東京に住む人は東京電力、大阪に住む人は関西電力というように、決まった地域の電力会社からしか電気を買えないルールになっています。
自由化されると、北海道や中部地方の大手電力会社からも買えるだけではなく、「新電力(PPS:特定規模電気事業者)」と呼ばれる新しい電力会社からも買うことが可能になります。
つまり、サービスや料金の比較検討で他の地域の電力会社や新規電力会社(新電力等)から買うかなど自由に選択できるのです。
すでに高圧分野への自由化は実施されており、電力会社が選択できます。
2016年4月からは、家庭など低圧分野への新規参入が解禁され、電力小売り全面自由化が実現します。
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