電力会社の区分 ”小売電気事業者”とは?
皆さんがいままで良く目に、または利用していた電力会社(東京電力、中部電力、関西電力等)は、正確には「一般電気事業者」といいます。(各地域ごとに国内10社)
これに対し、契約電力が50kW以上の需要家に対して、一般電気事業者が有する電線路を通じて電力供給を行う事業者を特定規模電気事業者(PPS:Power Producer and Supplier いわゆるPPS)といいます。
すでに契約電力が50kW以上の需要家(ビル・企業・工場・病院・ホテル等)は、一般電気事業者以外のPPSから電気の調達が可能なのです。
(例えば、企業名で言うとイーレックス株式会社、株式会社エネット、株式会社F-Power等国内において約800社(平成28年2月現在)存在します。)
”小売電気事業者”とは、2016年4月以降の電力自由化において、すべての消費者に電気を販売できる(一般家庭でもOK)電力会社以外の企業を言います。
(例えば、東京ガス・ソフトバンク・ENEOS等国内において約170社(平成28年2月現在)存在します。)
すでに、ご家庭や個人向けに電力+サービスのセット販売、割引サービス等展開し電力販売を本格化させています。
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